Artist
⼩曽川 瑠那
Kosogawa Runa



《息を織る 2021 》 2021 ガラス、周辺の植物で染めた絹糸、コルク
展示風景「上野アーティストプロジェクト2021 Everyday Life: わたしは生まれなおしている」(2021年)東京都美術館ギャラリーA・C
H311×W300×D170 cm
《息を織る 2021 》 2021 ガラス、周辺の植物で染めた絹糸、コルク
展示風景「上野アーティストプロジェクト2021 Everyday Life: わたしは生まれなおしている」(2021年)東京都美術館ギャラリーA・C
《息を織る –Mar.2015》 2018 ガラス、アクリルフレーム H37.7×W37.7×D9.8 cm
Photo: Daisaku OOZU
提供:東京都美術館
Photo: Daisaku OOZU
提供:東京都美術館
小曽川のガラスの作品は、生や記憶を保管するための記録媒体と捉えて制作を行なっている。近作《息を織る》は、コロナ禍の自身の命の記録として、熔けたガラスに息を吹き込み、目に見える形で生の痕跡を表したいという考えに基づいた作品である。今回は、北陸に在住する約200名が作品制作に加わり、小曽川とともに、自身の生の記録をガラスに吹き込む。「この地の命」を浮かび上がらす参加型作品として勝興寺にて展示を行う。
作家プロフィール

⼩曽川 瑠那
Kosogawa Runa
1978年愛知県生まれ。2002年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科プラスチックコース卒業。オーストラリア国立大学交換留学、富山ガラス造形研究所、金沢卯辰山工芸工房修了。現在、岐阜県高山市在住。いのち・記憶・風景など、儚いものや変化していくものを記録する方法を模索している。国内外の美術館や公共施設に作品が収蔵され、フラウエナウガラス美術館、東京都美術館、富山市ガラス美術館などの企画展、国際芸術祭にも積極的に参加している。