Artist
宮⽊ 亜菜
Miyaki Ana



《鉄とからだの動き》 2021 鉄、木材、チョーク、ペンキ 展示風景「肉を束ねる」(2021年) 京都市京セラ美術館 個人蔵
《SHEETS》 2018 シーツ、ロープ、水、石鹸、木材、ビニールプール、洗濯バサミ、地図、写真 展示風景「ゲンビどこでも企画公募2018」(2018年)広島市現代美術館 個人蔵
《Lemmon-1》 2016 レモン、コンクリートブロック、小麦粉 展示風景「Being / Doing」(2016年)ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 個人蔵
Photo: Kai Maetani
宮木は、自身の身体を物質として捉え、自ら作品の一部となったインスタレーションやパフォーマンス作品を発表している。出品作品《鉄とからだの動き》は、体の様々な部分の力の強さや、弱さから、身体を追求したいという考えに基づき、慣習化された身体と素材の関わりとは全く異なるアプローチで作品を発表している。固定概念化された素材と身体の関係性や「女性らしさ」「男性らしさ」ではない、一貫して身体という物質の探求が感じとれる。
作家プロフィール

宮⽊ 亜菜
Miyaki Ana
1993年大阪生まれ。京都府在住。2016年Royal College of Art パフォーマンス専攻に交換留学、2018年に京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科彫刻専攻を修了。パフォーマンスやインスタレーションの形で、自らのからだが持つちからを健康的に展開しようと試みている。主な展覧会に、2021年 「宮木亜菜:肉を束ねる」(京都市京セラ美術館)、ドライブイン展覧会「類比の鏡/The Analogical Mirrors」(山中suplex)など。