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Artist

細尾 真孝

Hosoo Masataka

≪QUASICRYSTAL ―コードによる織物の探求≫ 2020

≪QUASICRYSTAL ―コードによる織物の探求≫ 2020

《Aya / Lines #1108017408》 2020 シルク、レーヨン、銀糸、色箔 展示風景「QUASICRYSTAL ―コードによる織物の探求」(2020年)HOSOO GALLERY 株式会社細尾 所蔵 W1,300×H1,300 mm

細尾は、西陣織の老舗織屋の家に生まれ、西陣織を改革するアートプロデューサーであり、クリエイターである。近年は、数学者やプログラマーなどと新しい織物の研究を進めている。今回は、アーティストでプログラマーでもある古舘健と共に、職人の感性や経験を元に培われてきた織組織を、コンピューター・プログラムのコードによって生成するという先端的手法でつくられた作品を展示する。

作家プロフィール

細尾 真孝

Hosoo Masataka

1978年、元禄元年(1688年)より織物業を営む西陣織の老舗、細尾家に生まれる。大学卒業後、音楽活動、大手ジュエリーメーカーでの勤務を経て2008年、細尾に入社。西陣織の技術・素材をベースにしたテキスタイルを海外に向けて展開する事業を開始。建築家・ピーター・マリノ氏のディオール、シャネルの店舗に使用されるなど、世界のトップメゾンをクライアントに持ち、また、アーティストとのコラボレーションも積極的に行う。2021年初の著書「日本の美意識で世界初に挑む」を上梓。

コラボレーション・アーティスト

古舘 健

Furudate Ken

1981年生まれ。京都在住。サウンド・インスタレーション「Pulses/Grains/Phase/Moiré」にて、文化庁メディア芸術祭大賞(2019)、Digital Choc賞(2018)、CYNETARTAWARDSファイナリスト(2018)に選出。自身の主催するプロジェクト「The SINE WAVE ORCHESTRA」にてPrix Ars Electronica Honorary Mention(2019, 2004)、CYNETART AWARD(2018)、文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品(2017)に選出。ミュージシャンとしては、MUTEK.JP(2019)、恵比寿映像祭(2016)、Knowledge Capital Festival(2015)、Kyotographie(2014)、Sonar Sound Tokyo(2011)などのフェスティバルに出演。2014年よりDumb Typeメンバー。Dumb Typeとして、59回ベニスビエンナーレに参加。日本館にて作品「2022」を発表(2022)。