Artist
鴻池 朋⼦
Konoike Tomoko



《高松から越前 皮トンビ》 2022 牛革、ミクストメディア 展示風景:「みる誕生 鴻池朋子」展 高松市美術館(2022年)H600×W1,200 cm
《武蔵野皮トンビ》 2021 牛革、ミクストメディア 展示風景:角川武蔵野ミュージアム H1,000×W2,400 cm
《武蔵野皮トンビ》 2021 牛革、ミクストメディア 展示風景:角川武蔵野ミュージアム H1,000×W2,400 cm
Photo: Tomoko Konoike
Photo: Tomoko Konoike
Courtesy of Kadokawa Culture Museum
Photo: Tomoko Konoike
Courtesy of Kadokawa Culture Museum
絵画、彫刻、映像、アニメーション、物語など様々なメディアを用いて、一貫して芸術の根源的な問い直しを続けている。近年は、旅の途中で出会う人や言葉、自然環境や動植物など、出会いのなかから生まれる制作手法を試みている。出品作品の《高松から越前 皮トンビ》は、牛革を漉いた際にでる裏革を縫い合わせてできている。雨水をうけ、日の光をうけ、常に外部に晒される躯体から、素材とものづくりに対する問いや、この地で存在することの根源的な意味の問いが投げかけられる。
作家プロフィール

鴻池 朋⼦
Konoike Tomoko
様々なメディアとサイトスペシフィックな表現を通して、芸術の根源的な問い直しを続けている。2016年「根源的暴力」(群馬県立近代美術館)にて芸術選奨文部科学大臣賞、2020年「ちゅうがえり」(アーティゾン美術館)にて毎日芸術賞。その他、2018年「Fur Story」(Leeds Arts University)、「ハンターギャザラー」(秋田県立近代美術館)、2022年「みる誕生」(高松市美術館・静岡県立美術館)など個展を多数開催。「瀬戸内国際芸術」(大島)に出展。